日勤なしの夜勤専従の仕事がおすすめ

収入の高さや人間関係など、夜勤の仕事に魅力は感じるけど、日勤との組み合わせは身体がきついという人におすすめしたいのが夜勤専従という働き方です。
夜勤専従とは夜勤のみの働き方のことをいいます。

夜勤専従の大きなメリットは「同数の日勤勤務と比較して給与が高い」「勤務日数が少ない」「専従ならば日勤混合よりも生活リズムが狂いにくい」の3つです。

介護施設・事業所の夜勤は労働基準法に基づいて、原則として通常の賃金より25%となる金額の夜勤手当がつきます。
日勤時と比較して1回あたりの勤務時間は長くなりますが、夜勤人数を2名以上としている介護施設では交代での仮眠・休憩の機会があります。

また夜勤明けとその翌日は休日にされるケースが多く、例えば「月夜~火朝勤務」「火昼~水休み」「木夜~金朝勤務」「金昼~土休み」「日夜~月朝勤務」という勤務と休日を一定スパンにしていくシフト形態や、月に数度2日連続休みにすることでなるべく週ごとのシフト曜日を定めるシフト例もあります。

上記の「夜勤の翌日は休日シフト」採択がされていることが多いことから、夜勤専従の出勤日数・休日日数はともに10~12日となります。
合算しても1ヶ月よりも少ない数字ですが、これは夜勤専従において1回の勤務で2日分の出勤と見なされるためです。
週2~3回×4の勤務が1ヶ月換算で20日相当となります。

夜勤がキツい、つらいと言われる理由の1つに「生活リズムが狂う」がありますが、これは日勤・夜勤が不規則に1週間に配置されると起きがちな問題です。
規則正しい時間の睡眠・食事がとりにくくなるので、生活リズムが崩れてしまいます。
しかし夜勤専従で定期的なシフトとして確立してしまえば、不規則に日勤と入り混じる混合シフトよりも生活リズムは整っていくでしょう。

もちろん、夜勤専従にもデメリットはあります。
例えば常勤の募集ほど求人が多くないことです。
そのため希望が叶わない可能性もあるでしょう。
夜勤専従という働き方に興味があるのであれば、こうした夜勤専従の介護士のリアルについてもっとよく掘り下げてみてください。